福岡県で初めて人工芝を使おうと考えている人は必見!

人工芝をきれいに保つ場合はお手入れが必須、福岡のプロ直伝ともいえる人工芝のお掃除方法やお手入れ方法を解説します。豆知識も豊富に含まれているので、現在人工芝のお庭にしたいなど考えている人にもおすすめです。

福岡には数多くの工務店がありますが、家づくりをするときに自宅の庭を人工芝にしておくと雑草などが生えて来ないので好都合、さらに芝生のように伸びることはないのでお手入れ不要で楽などの理由から工務店に施工を依頼するケースも多いのではないでしょうか。

ここでは、人工芝を設置した後にやっておくと見栄えが良くなるお手入れ方法や、ジュースなど飲み物をこぼした際のお掃除の仕方などをご紹介しているので参考にされると良いでしょう。

人工芝にはロールタイプやジョイントタイプがある

人工芝は、大きく分けるとロールタイプとジョイントタイプの2種類があります。ロールタイプは、幅が1~2m程度で長さは1m~10mなどが主流で、ロール状に巻いてあるタイプです。

芝の長さや密度、材質などにより1本当たりの重量は20kg~30kgの重さになります。福岡の工務店に頼んで施工をして貰う場合は職人さんがきれいに人工芝の施工を行ってくれ舞うが、DIYでやるとなるとこのような重さなので重労働を覚悟しなければなりません。

一方ジョインタイプの場合は1枚が約30cmの正方形になっているタイプが主流で、敷きたい広さになるよう人工芝を繋いで施工する、繋ぎ方は人工芝同士をはめ込むものや専用のねじを使い土台を固定するものなどいくつかの種類があります。見た目をきれいに仕上げることができるのは、ロールタイプです。

ジョイントタイプだとつなぎ目が目立つためリアルさに欠けてしまうけれどもロールタイプはつなぎ目が少ないので本物の芝生のように見える、つなぎ目が少ない分だけ掃除が楽にできるなどのメリットを持ちます。

人工芝の基本的なお手入れの方法

人工芝は、天然芝と比べると比較的容易に敷くことができますし、草刈りや雑草対策などをせずに済むメリットはメンテナンス性に優れた材料といっても過言ではありません。

しかし、何もせずに放置していていると、いつの間にか枯れ葉などが人工芝の上に覆いかぶさるようになったり、砂利などが入り込んで見た目が悪くなることもあるなど定期的なお手入れは人工芝でも欠かせません。

人工芝をきれいに保つために行う定期的なお手入れは、風などで飛ばされて来た枯れ葉や砂ぼこり、近くに砂利をしている場所がある場合の砂利などを排除する作業です。

枯れ葉などはほうきや熊手などを使えば簡単に取り除くことができますし、ハンディタイプの掃除機がある場合は小さなごみなどを取り除く際に役立つ存在になってくれます。

枯れ葉などの場合は、風が強く吹いた翌日などに掃除が必要になりますが、風が強い日がないときなどは1週間に1度の位のペースで掃除すればきれいな状態を保てます。なお、掃除機を使う場合は強く押し付けると人工芝を傷めてしまうこともあるため軽めにやるのがコツです。

人工芝が寝てしまったときの対処方法

人工芝は天然の芝生とは違って、その上を歩き回ってもダメージがない、子どもが庭を走りまわっても安心、このように考える人も多いのではないでしょうか。

天然の芝生の場合は、芝生の上を歩くと植物などの理由から成長に悪い影響を与える、このような理由から芝生の上を歩き回るのはあまり良くないといいます。

人工芝の場合は人工的に作られたものなので、歩き回っても平気のようなイメージになりがちですが頻繁に同じような場所を歩いていると体重の重さで芝が倒れてしまう、芝が寝てしまうことも少なくありません。

一度寝てしまうと自然に戻ることもあるけれども見た目も悪くなるため何とかしたい、このようなときに役立つのがブラッシングです。玄関先やエクステリアなどに施工した人工芝は、人が歩くことが多い場所なので徐々に倒れてしまいますが、ナイロン製のデッキブラシを使ってブラッシングすれば寝てしまったものが元通りになります。

このとき、芝の毛となるものは寝ているのと逆の方向にブラッシングするのがポイントです。なお、ブラッシングでも直らないときはドライヤーの熱風をかけながらブラッシングすると効果的です。

飲み物をこぼした際にやるべきこと

人工芝の庭でバーベキューを楽しみたい、このような理由で人工芝のお庭にする人も多いのではないでしょうか。

バーベキューをやるときには、お子さんはジュース、大人はビールといった飲み物を飲むことになるけれども、手が滑ってコップを人工芝の上に落としてしまいジュースやビールがこぼれてしまうのなどのアクシデントが発生することもゼロではありません。

天然の芝生なら水をかけておけば平気かもしれないけれども、人工芝の場合は匂いが残ったりジュースなどに含まれる糖分がべとつきなどを生じさせて匂いと見た目が悪くなるなど何とかしたいと考える人も多いといえます。

飲み物をこぼしたときの対処法は、濡れたポップを使って拭き取るだけで構いません。このとき洗剤などを使わずに掃除ができるので、バーベキューをやるときなどは必須の道具です。

それと、バーベキューをしているときに油などをこぼしてしまうこともありますが、この場合は油汚れ用の洗剤を使いモップで拭き取ればきれいになります。この場合、熱湯などを使うと人工芝の変形に繋がるため温めのお湯を使うことをおすすめします。

油やガソリンをこぼしてしまったときの対処方法

人工芝

バーベキューのときに利用するサラダオイルを人工芝に垂らしてしまったときは、ぬるめのお湯と油汚れ用の洗剤、それとモップを使えばきれいに掃除ができますが、自動車のオイルやガソリンなどが垂れてしまったときにはどのような対処をしなければならないのか、気になる人も多いのではないでしょうか。

バーベキューコンロの中にはホワイトガソリンを燃料にしているタイプもあるので、人工芝の上にホワイトガソリンが垂れてしまうこともゼロとはいい切れません。オイルやガソリンなど揮発油は人工芝では厳禁、わずかな量でも人工芝にオイルやガソリンをこぼして汚したときは、最初に乾いた抜きを使って汚れを拭き取ります。

次に、布の中性洗剤を含ませて人工芝に付いた油などを拭き取る、最後に水で洗い流して自然乾燥させます。対処が遅くなると人工芝の緑色が変色してしまうこともありますし、ガソリンなどは匂いが強烈なのでその部分だけガソリン臭くなってしまうなど、せっかくの人工芝の庭も台無しになってしまうためこぼしたとき直ぐに掃除を始めることが基本です。

人工芝にたまった土や砂利のお掃除の仕方

台風が去った後など、人工芝の上には落ち葉などが大量に集まり見栄えも悪いため掃除が必須になりますが、落ち葉以外にも強風で砂などが飛んでくることもありますし、人工芝の近くに砂利や小石を使っている場所があると、歩いているときなど砂利や小石が人工芝の方に移動してくることも少なくありません。

人工芝に小石や砂利が入り込んでしまうと見た目だけなくクッション性が落ちてしまうので、歩きやすさが薄れてしまうこともあります。人工芝の裏側には、水はけ用の穴がありますがここに砂利や小石が詰まってしまうと、雨が降ったときに水はけが悪くなることもあるので注意が必要です。

小石などの場合は、手作業で取り除くことができるけれども砂ともなると手作業では困難です。このようなときは、芝が寝てしまったときに使うデッキブラシや日常的なお掃除で使うほうきなどを利用して取り除きます。

なお、屋外用の掃除機を持っている場合は、それを使えば簡単に取り除けますがサイズが大きなものは吸い込めないため、最初に大きなものは手作業やデッキブラシなどで取り除いてから掃除機を使うのがおすすめのやり方です。

犬や猫など動物のフンの掃除ポイント

犬を飼っている人や猫を飼っている人など、人工芝の上で遊ばせている人も多いかと思われますが、走り舞っているうちに気持ちよくなって生理現象が生じる、その場でフンやおしっこをしてしまう動物も少なくありません。

猫の場合は、土がなければフンをしないイメージですが、人工芝の上で土を掘るような動作をしてからそこで排便などのケースもありますし、野良猫などは様々な場所にフンやおしっこをするため気が付いたら人工芝の上に排便の後があったり、強烈な匂いがする場所があったり、そのままにしておけないシーンに出くわすこともゼロではありません。

フンなどの固形物についてはそれを取り除いてから水で洗い流せば良いのですが、排尿においては水で流すだけでは匂いが残ってしまうなどの場合は消臭剤を使うのがおすすめのやり方です。この場合は、十分水で洗い流してから最後に消臭剤で匂い対策を行うといったイメージになります。

なお、水で洗い流すためには人工芝の下地がしっかり作ってあることがポイント、プロの施工を依頼している場合は土台がしっかりしているので安心して水洗いができます。

人工芝でも雑草が生えることもある

人工芝は、芝刈りや草むしりなどの手間がかからないので楽ですが、人工芝の場合でも雑草が生えてくることがあります。ロールタイプの場合は、幅が1~2m程度のサイズになるので繋ぎ目が少ないのですが、ジョイントタイプは30cm四方などのサイズになるので繋ぎ目が多く発生します。

この繋ぎ目となっている部分から雑草が生えて来ることがありますが、生える確率はロールタイプよりも繋ぎ目が多いジョイントタイプの方が高めです。

僅かな光でも光合成を行い成長する、コンクリートやアスファルトなどに生じている僅かな隙間からでも雑草は成長することを考えると、人工芝の隙間で生えるのは当然の話です。見つけたら、なるべく早い段階で抜いてしまうのがコツです。

特に夏場は植物が活性する季節ですから定期的に繋ぎ目を確認して発見したら抜くといったお手入れも欠かせません。それと、除草剤を使う方法もありますが、使用している人工芝を変色させてしまうなどのリスクがあるため、最初に目立たない場所で試して大丈夫なときに使うようにしましょう。

多少の雪なら放置していてもOK?

季節外れの大雪が降ることがありますが、人工芝の庭に降り積もっても天然芝とは異なり成長が悪くなることはないため、そのまま放置しておいても大丈夫ではないか、このように考える人も多いのではないでしょうか。

1~2センチなど多少なら放置しておいても良いのですが、積もると重さを増すことになるので、芝が長いものなどは途中で曲がってしまうなどのリスクもゼロとはいいきれません。

積雪の際のメンテナンスは、スコップを使って取り除いて残ったもの水で洗い流します。砂利や天然芝の庭のように降り積もったものを取り除く際に掘りすぎてしまうといったリスクがないので、気を遣うことなく掘り進めることが可能です。

日当たりの良い庭などの場合は、ある程度取り除けば後は太陽の光が残った雪を溶かしてくれるので水をまく必要もありません。

仮に、水をまくときには同じ場所に大量の水を放水するのではなく、全体的にまんべんなく放水して洗い流すイメージで行うことが大切です。一か所に集中させると人工芝が浮いてくることもあるため、注意が必要です。

室内で人工芝を使うときの髪の毛や埃などの掃除の仕方

人工芝

人工芝は屋外だけでなく、室内でも利用できるアイテムです。サンルームに人工芝を設置して観葉植物を楽しむ、部屋の一角に設置してペットが遊べる場所を作るなど様々なシーンで使うことができます。

屋外とは異なり枯れ葉や砂利などで汚れることはないけれども、部屋の中の場合は埃や髪の毛、ペットなどの毛などが絡まることも少なくありません。

髪の毛が絡まっていると気など使わなくなった歯ブラシを使って掃除する方法もありますし、掃除機を使って吸い込ませる方法もあります。絡まっている状態では吸い込みが難しいとき歯ブラシと併用しながら作業することで簡単に取り除けるなどおすすめです。また、室内の人工芝は人が歩き回る場所に施工する関係から芝が寝てしまうこともあるので、寝ている方向からデッキブラシで起こせば元に戻せます。

屋内に施工する場合は、家具などの重量があるものを避けて行うことが大切です。椅子などを置く場合は定期的に座る場所を変えるなど、狭い範囲内で集中的に荷重がかからないようにする、これも人工芝のクッション性維持に欠かせません。

人工芝は、適切なお手入れや定期的な掃除を行うことできれいな状態を維持させることができます。掃除やお手入れは難しいものではありません、集中的な荷重をかけないことや火気および高温は厳禁、車両走行も厳禁、急激な排水には注意などいくつかの注意点があり、これらを守ることで長期間きれいな状態を維持しながら天然芝同様の美観を楽しめるようになります。